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2017.4.1

From VIS

【オフィスぶらり】経験の数だけ知識が蓄積されるもの。ヴィスの新たな取り組み「現場勉強会」

今回は名古屋オフィスにてオフィスぶらりならぬ、現場ぶらりレポートしていきます。

百聞は一見に如かず

有難いことにヴィスは年々成長を遂げ、それに比例するように社員数も増加してきました。特に新卒メンバーも多いヴィス。ヒコヨ、ヒナ、ニワトリ(※)メンバーがぞろぞろしています。年次が浅いメンバーは先輩メンバーに手取り足取り教えてもらい、案件進行中はしっかりフォローに入ってもらいます。ですが、それに甘んじてはいけません。
どんなに年次が浅くてもお客様の前では「ヴィスの一員」であり、「プロのPM/CR」です。
そうである為に、私たちは私たち自身で勉強し成長していかなくてはいけないのです。
ですが、未経験の世界はわからない事だらけですよね。専門用語や構造、工事の流れまで覚えなくてはいけない事は多岐に渡ります。

「軽量鉄骨ってどんなものなんだろう。」
「工事の段取りはなにをすればスムーズなんだろう。」

心の中に沸いてくる疑問をただただ机上の文字で解決していては、深い理解に至るまでかなりの時間がかかるでしょう。毎月何件ものデザイナーズオフィスを手掛けるヴィス。機会の最大化のひとつとして、「現場勉強会」が始まりました。
実際に自分たちの目で見て、触れて、新しい発見をする。
現場は知識の宝庫なのです。

※ヒヨコ・・・新卒一年目メンバー
 ヒナ・・・新卒二年目メンバー
 ニワトリ・・・キャリア3ヶ月目までのメンバー

正しい知識はお客様のデザイナーズオフィスを守る

名古屋で開催された現場勉強会は、PM、CM、CR(※)が参加していました。基本的に希望者を募って開催される勉強会なので、お休みの土日を利用して皆でぞろぞろ。土日だと現場の職人さんの休憩中に見学できたりします。ではいざ、現場へ。
今回は主に「間仕切り工事」の「付帯作業」にはどのようなことが発生してくるのかを見て回りました。
例えば・・・
■養生指示方法
■窓面ブラインドの注意点(新規壁と干渉するのであれば取り外し指示。)
■グリッド天井への間仕切り設置方法(グリッド用金物の使用。)
■壁面コンセントの設置位置の指示方法(壁からの設置する寸法は?サイズは?終端方法は?)
■貫通可能なOAパネルへの交換対応(コンクリート製⇒パーチクルボード。)

「養生」ひとつとっても、協力会社様によってスタンダードが異なることも。ヴィススタンダードをきちんと伝えることもPMにとっては重要なことです。クオリティの高いデザイナーズオフィスをお客様に提供する為に、正確に協力会社様に共有・伝達する。そしてそれをする為には、私たち自身が正確に理解している事が必須なのです。実際にヴィススタンダードの養生がされている様子や、先輩メンバーがどのように指示したのかを学び、正しい知識をまた新たに得ることができました。

※PM・・・プロジェクトマネージャー
 CM・・・コンストラクションマネージャー
 CR・・・クリエイター

自分一人では一人分の経験。でも仲間の数だけ体験ができれば・・・。

最初の現場勉強会開催場所から、近くの現場を2つまわりました。この現場勉強会の良いところは、実際に体験して知識を深められることと、他メンバーの現場からも経験を得られるというところです。
特に入社年次が浅いメンバーは、自分が担当するデザイナーズオフィス案件はまだまだ少ないもの。自分一人だけでは一人分の経験値ですよね。もし、それまでに一つのデザイナーズオフィス案件しか携わってなかったら、一つの案件でのケーススタディが知識に。
しかし今回の名古屋の現場勉強会では、最初の開催地含めて3つまわることができました。自分の案件で学んだ「一つのケーススタディ」が、他メンバーの現場分得ることができたのです。そう、この日が終わった時には「一つのケーススタディを持っている自分」から、「四つのケーススタディを持っている自分」に進化していったのです。

思いもよらぬ新たな効果

今回の現場勉強会は土曜日に開催されたこともあり、みんな心なしかいつもよりリラックスモード。現場をまわり終わった後には、新しく名古屋駅前にオープンした「JPタワー名古屋ビル」でお昼ご飯を一緒に食べました。いつもと違うモードで休日にお昼を共にすることはなんだか新鮮で、会話も弾みます。オフの時間でのコミュニケーションは、“人”と“人”との信頼関係構築に大きな効果を生むもの。この時間で、さらに名古屋オフィスメンバーの一体感が増したように感じました。
勉強会を通して知識も蓄え、名古屋オフィスメンバーとの関係も深めることができた「現場ぶらり」だったのでした。