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2020.7.13

From VIS

LGBTに配慮したオフィスデザイン

名古屋のあおちゃんです!今日はちょっといつもと違ったテーマの話をしてみようと思います。

『LGBT』

聞きなれない言葉でしょうか?
少しずつ浸透してきているので、知っている!行動している!という人もいると思います。

『LGBT』とはレズビアンのL、ゲイのG、バイセクシュアルのB、トランスジェンダーのTを組み合わせた、セクシャルマイノリティの総称です。LGBTQやLGBTQIAなどその他の名称で表現されることも多いです。性の在り方は限りがないんです!

■Gender Identity(性自認)
 ⇒自身で認識している性のこと

■Sexual Orientation(性的指向)
 ⇒恋愛感情を抱く相手の性別と自分の性別との関係のこと

■Gender Expression(性別表現)
 ⇒振る舞いや服装などで示す、性別に関する表現のこと

■Biological Sex(生物学的性別)
 ⇒生殖器、染色体などから区別される身体の性別のこと


政治、経済、教育、健康の4分野で男女格差を指数化した「ジェンダーギャップ指数」は、2019年の調査で日本は121位、G7の中では断トツの最下位とだったそうです。。

日本ではLGBTの認知度が低いので、私はLGBTです!と主張しづらい風潮があると思います。
そもそも気づいて(気づけて)いない、気づいてるけど言ってない、言いたいけど言えない、言わないほうが楽だから言わない、、、
そのような人たちがあなたの側にもいるかもしれません。

・・・「あれ?オフィスデザインをやっている会社のブログなのに、この話関係ないのでは?」
実は関係があるんです!

最近はオフィスのトイレや休憩室、更衣室などを『男性』『女性』という今まで主流だった分け方にしない会社さんもかなり増えています。

ある調査によれば、トランスジェンダーの42.7%が外出先でのトイレの使用にストレスを感じているそうです。


最近ではこのような『ALL GENDER』というピクトグラムが用いられているトイレも街中に増えているんですよ~


日本では法制度が整っておらず、まだまだ自分の性を主張しづらい世の中です。知らないうちに言った言葉が差別だと捉えられているとしたら?ちょっとした思いやり・心遣いで誰かが救われるとしたら?ふと立ち止まって考えてみるだけでも、世界はちょっとだけ変わるかもしれませんね。

オフィスのデザインも、思いやりを持ったものが広がっていくといいなと思います。