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2016.5.24

From VIS

オフィス環境がメンタルヘルスケアに繋がる

新しい環境が与える心理的影響

4月になると、入社、異動、転勤、などで
新しい環境で新しいスタートをきる人も多いと思います。

ヴィスでも4月はチーム編成があり
新入社員という新しいメンバーを向かえ、
新しいチーム、新しい部署で
各々想いを新たにしております。

新しい環境、どきどき・わくわくしますよね?

でも、実はこれ、人により様々なのです。

転勤や異動のタイミングというのは
人によっては想像以上に心理的負荷がかかり
自身でも気づかぬうちに、ストレスを溜めてしまっている事も。

新たな環境で業務が思うようにいかない、
相談や援助を容易に求められない・・・等
今まで普通にできていた事ができなかった時
人は「喪失体験」をすることになり
その「喪失体験」がストレスへと繋がるのです。

新しい環境で心理的負担が発生する事が意外に思われる方も多いかと思います。

もちろん、このような環境の変化だけがメンタルヘルス不調の要因ではないのですが
想像以上に、ストレス要因が日常にはびこっていて
想像以上に、多くの労働者がメンタルヘルス不調を抱えているのです。

事業所でメンタルヘルスに問題を抱えるメンバーの割合

2010年に独立行政法人労働政策研究・研修機構が実施した
「職場におけるメンタルヘルス対策に関する調査」の結果では
56.7%の事業所で心の健康問題を有する労働者がいる、となっています。

各事業所の約6割です。
政府が50名以上の事業所にストレスチェックを義務化したことも
頷けますよね。

メンタルヘルス不調は各個人の課題ではなく
各個人を取り巻く、職場(企業)の課題になってきています。

厚生労働省の「労働者の心の健康維持増進のための指針」では
「職場レイアウト、作業方法、コミュニケーション、職場組織の改善などを通じた職場環境などの改善は、
労働者の心の健康の保持増進に効果的である」とされています。

いかに環境改善から【ストレスコーピング】できるかが、企業にとっては重要なのです。
ちなみに、コーピングとはストレス要因や、それがもたらす感情に働きかけて、
ストレスを除去したり緩和したりすることを言います。

ストレスコーピングに基づいた働きやすい職場環境が、
メンバーの心の健康に繋がり、
メンバーの心の健康はメンバーのモチベーションに繋がり
高いモチベーションは業務の円滑化、創造性意欲の向上に繋がり
ひいては、会社全体の底上げ(売上UP!等)に繋がっているんですね。

コーピングの為のオフィスの在り方

多くのクライアント様を見てきて実感しています。
オフィスをデザインすることで、こんなにも会社としての雰囲気・士気が変わるのかと。
移転だけでなく、改装の案件でもそうなのですが
信じられないくらいに変わります。
内装や家具だけじゃなく、そこにいる”人”がです。

みなさんすごく明るく、そしてやる気と自信に満ち溢れていて
その後も訪れる度に人が増え、活気が増し、成長されています。

環境が人を変える。

だから、ヴィスはとことん「はたらく人々を幸せに。」を追求し続けているのです。

働きやすい環境が、メンバーを変える事に繋がると知っているから。
メンバーの気持ちが変わると、会社の士気が変わると知っているから。

今、企業として出来る事は
メンバーにとって本当に働きやすい環境を整えることです。

それは、
大きなデスクかもしれません。
座り心地の良いチェアかもしれません。
もしかしたら、社長ともっとダイレクトに話ができるよう、社長室を無くす事かもしれません。

要は、その会社にとって
そのメンバーにとって
本当に必要なこと、必要な環境を用意することです。

その為に私たちヴィスは
お客様の声をとことん聞くことに努めています。
クライアント様の目指す未来像を一緒に見つめ
成し遂げたい目標から真に必要な事を提案します。

クライアント様社員の一員の如く
一緒に会社を創り上げていきます。


コーピングのひとつとして
一緒にオフィス環境の事考えてみませんか?