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2018.9.7

From VIS

【名古屋オフィス移転プロジェクト2018】新オフィス紹介 ワークスペース編 ー限られたスペースでABWを実現ー

以前のコラムで、名古屋オフィスのエントランスや会議室、打合せスペースをご紹介しました。『Living』をテーマに、グリーンが多くウェルビーイングやバイオフィリアについて考えられていましたね。今回はヴィス名古屋オフィスの、ワークスペースをご紹介していきます。

改めて『ABW』って何だっけ?

『ABW』という言葉をご存知でしょうか?オフィストレンドや働き方改革を語るには、はずせない言葉です。ABWとは「Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)」の略。簡単にいうと「場所と時間を選ばない働き方」を指し、広くは”仕事内容やライフスタイルによって、オフィスに限らず、また就業時間に縛られることなく仕事をする働き方のことです。

ABWという働き方が出てくるなかで、社内のコミュニケーションや自社への求心力、オフィスの意味や重要性が薄れゆく危険性もまた存在します。そこで、自社のオフィス内にてABWの考え方を取り入れる企業が増えています。フリーアドレスを導入し、大きなフリースペースを設け、カフェエリアやソファエリアをレイアウトし、観葉植物などでオフィスらしくない空間にする。自社のオフィスの中で社員それぞれが自ら”選んで”働くという考え方です。


名古屋オフィスは決して広くはない空間ですが、ワークスペースや「Living」エリアで働く場所を選べる、「小さなABW」を実現したオフィスになっています。



決められた場所はない

新しい名古屋オフィスにはこれまで使用していた、”いわゆるワークデスク”を置いていません。以前のオフィスではヴィスオリジナルのフリーアドレスデスクでワーカーが両側から対面して座れるデスクを採用していました。しかしながら今回のオフィスでは、空間を効率的に使用し且つABWを実現するために、そういったデスクを配置することをやめました。スタンディングスタイルのための昇降式テーブルや、ベンチソファ、窓際カウンター席などを散りばめてレイアウト。ワークスペースのレイアウトは人数とデスクの配置にとらわれがちですが、そういった概念を180度変えることによって、より自由により効率的に使うことができます。



昇降式デスクで立って働く

真ん中に置かれているのは、昇降式のテーブルです。”立って働く””立ってミーティングをする”のは、もはや当たり前になってきました。名古屋オフィスでもスタンディングができるテーブルを採用し時短を図っています。もちろんチェアを置いて座ることも可能。



今やオフィスにあるのが当たり前?のソファ席で働く

ヴィスの大阪オフィスや東京オフィスでも大人気のファミレス席(ベンチシート)。もちろん名古屋にもつくりました。窓際の柱間(柱と柱の間)を利用し設置しており、最高の眺望を味わいながら働くことができます。少し落ち着いて一人でアイデア考えたいときや、ミーティングが煮詰まってきたときなんかに良い場所ですね。ちなみにこのソファベンチ、座面の下は収納スペースになっているので、防災備品やイベント用備品を収納しておくのに最適です!

スペースの有効活用したスタンディングで働く

昇降式テーブルは、もうひとつの柱間にもレイアウト。こちらも眺望は最高です。柱と壁の間の狭いスペースだからこそスタンディングスタイルが生かされ、ワーカーも壁にもたれながら仕事ができるのでスペースの有効活用ができていますね。

窓際のカウンター席で集中して働く

現在ここはクリエイターの固定席と使用していますが、窓に向かって集中して仕事ができるスペースです。ビルの構造上、窓際にペリカウンターと呼ばれるでっぱりがあるのですが、そのでっぱりを隠すようにカウンターデスクを造作で設置しています。地上22階の折角の眺望を余すことなく感じながら仕事ができるスペースです。

柱は柱ではない

ビルの築年数や基本構造にもよりますが、オフィスのレイアウトでネックにあることがある「柱」。今回の名古屋オフィスは窓際の柱が比較的多いテナントです。前述のとおり、柱と柱の間を昇降式テーブルやソファセットでうまく有効活用ができるようにレイアウトをしていますが、さらに有効的に使えるように柱にシェルフを設置しました。ただそこにある柱に壁紙を施し、棚板を設置することによって、邪魔な柱が見事有効的な収納に変わります。柱をひとつの機能として、家具としてデザインすることで、まるでそこに柱があることを感じさせません。空間にデザインを取り入れることによって、空間の価値が向上し機能が生み出された良い例ですね!

既存流用

以前のオフィスで使っていたカタログ棚なども一部流用をしています。以前のオフィスでは、白っぽい木目の家具を使っていましたが、今回のオフィスに合わせるため既存の家具には濃い木目のシートを貼って流用をしています。オフィスのデザインやコンセプトが変わっても、家具によってはいろいろな方法で蘇らせることができます。モノを大事に長く使う、そんなサステナブルな気持ちも忘れません。

ワークスペースにも緑は豊富に

以前にご紹介したようにエントランスやLivingスペースは、森を思わせるほどのグリーンがありましたが、ワークスペースも緑視率を高めるために観葉植物を置いています。

狭くてもアイデア次第で『ABW』を実現できる

名古屋オフィスのワークスペースをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?オフィスデザインのエキスパートだからこそできる、アイデアやデザインが目白押しのオフィスだと自信があります。コチラのオフィスはライブオフィスとして見学が可能ですので、名古屋オフィスを実際に見てみたいと思った方は、是非オフィス見学をお問い合わせください。

【オフィス見学会はこちら】


働き方のトレンドとして「選べる」ということが重要な今、オフィスに「ABW」の考え方を取り入れたいと考える企業様は多いと思います。けれども「うちのオフィスには余裕なスペースはないしなぁ」とか「ABWってどうすればいいの?本当に実現するの?」と懸念されている経営者様や、オフィス環境のご担当者様がいらっしゃるのではないでしょうか?
オフィスはアイデアやデザイン次第で、機能を生み出すことができます。ABWやオフィスの使い方にお困りの方は、お気軽にヴィスまでお問合せ下さい。

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