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2019.7.12

From VIS

MUJI HOTEL GINZAで再発見!! マテリアルの存在感

こんにちは!!
梅雨真っ只中で湿度の多い日が続いていますので体調管理など皆様お気をつけください。

先日の話になりますが、4月にオープンしたMUJI HOTEL GINZAに行ってきました。

無印良品を展開する良品計画が開業したこのMUJI HOTELですが、実は世界的には3軒目となっておりまして、残りの2軒は中国ですでにオープンしています。

MUJI HOTEL は「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトにしたホテルで、「ちょうどよい価格でよく眠れ、旅先において体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービス」を提供するとしており、宿泊料金は季節変動せず固定で、1泊1万4900円からだそうです。

今回のMUJI HOTEL GINZAでは「無印良品 銀座」が1~5階に、レストラン「MUJI Diner」が地下1階にあり、6~10階が「MUJI HOTEL GINZA」となっています。また、6階には「ATELIER MUJI GINZA」という、デザインをテーマに無印良品が考える未来を見据えたメッセージを発信する複合的なデザイン文化の発信基地もあり、ものづくりやデザインにまつわる展示を行う2つの「Gallery」やコーヒーやお酒を飲める「Salon」、デザインやアートの古書なども取り揃えている「Library」、イベントを開催する「Lounge」の5つの空間で構成されています。

私が実際に訪れて感じたMUJI HOTEL GINZAの特徴としては、

1.体験→購入という独自のルート
客室のアメニティーや家具は実際に無印良品で売られているものなので、デザインなど見た目の部分だけでなく実際に使ってみたものをそのまま下の店舗で購入ができます。
ただ泊まる、買う、ではなく体験した上で購入ができるのは無印良品ならではの提案の仕方ではないかと思います。

2.マテリアルから感じる本物素材の良さ
木、レンガ、石、布を中心に天然素材を使い、シンプルだけど良い素材を使っているなとわかる、無印良品らしさを感じさせる空間になっています。

また、ホテルのフロントの壁面に敷き詰められている石は、銀座を走っていた都電の敷石を再利用し、旧無印良品 有楽町店にあった土を東京都の許可を得て輸送しているそうです。
素材感から歴史も感じ、メッセージ性もあるものをホテルのフロントに持ってきているという、こだわりを感じます。また本物素材を使うことで、経年劣化ではなく時間を経ていく上での変化を楽しめる味わいのある空間になっています。

それぞれの階ごとに、多彩な素材を使いつつ、エイジングなど雰囲気に合わせて塗装にもこだわっていて全体的に楽しめる空間になっていました。
ホテルの内部は残念ながら見れなかったので次は宿泊する機会があると良いなと思います。

休暇などで東京に旅行する際には宿の候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか!