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2019.10.7

From VIS

360°デザインを実感。有名建築家が設計したドーナツ店

隈研吾氏が設計したドーナツ店

今回は、オープン前から気になって行きたいと思っていたドーナツ屋さん「コエ・ドーナツ京都」に行って来ました。
場所は京都:河原町。
八坂神社にも程近い観光スポットです。

設計したのはなんと東京オリンピックのメイン競技場を設計した隈 研吾氏!!
今年3月にオープンし、隈氏が設計したこと、観光地にあることも影響し、
年齢・国籍問わず、たくさんの人で賑わっていました!

今回はそんな話題性の高いところへ行って、私が目を惹かれた
素敵だと思ったところをご紹介できたらと思います!

選ぶ素材次第で室内の印象が変わる

実はこのお店が構えている場所は、大通りではなく商店街の中!

商店街を歩いていると、突然ガラス張りのお店がバッと目に飛び込んで来ます。
天井には大量の竹籠がドーム状に吊り下げられていて、
言われないとドーナツ屋さんかどうかわからないとてもお洒落なデザインです!

写真では床や壁がぱっと見コンクリートの打ちっぱなしのようでも
実は三和土(もしくは三和土を模した素材)を使用しているようなんです。

遠くで見たらコンクリートに竹籠でミスマッチな感じ・・・に見えるんですが
中に入る+近くで見ることで柔らかい雰囲気がある空間に仕上げられていることに気づきました。

こうして性質や見た目が似ていても、自然素材を使ってできているものには
どこか懐かしいような安心感を与えられる力があるんだと少し感動しました!

また、このお店のオープンに際して、
建築家以外にもアートディレクターやイラストレーターが携わっており、
このお店がコンセプト立てて、プロジェクトとして立ち上げられていることも
わかるようになっています。

というのもHPに載っているから、だけではなく、
店の外観や内装、空間を見ていて、
ネオンで作られたアインシュタインが目に留まると思いますが
それを踏まえて見ると、

店員さんや飲食スペース、厨房・・・

なんとなく研究室・実験室のように見えてきませんか?
(そう見えなかったらすみません、写真のせいです・・・)

お店の内装デザインのコンセプト自体も
「お店であり、ファクトリーでもあり、厨房でもある」
と明言されており、それら全てをコンセプトから構築して擦り合わせて
一番マッチする形にまで落とし込んで完成に持っていく・・・

その統一感が生む完成度の高さや、相手が受ける印象・衝撃というのは
あとから「合うように追加」したものとは比べものにならないと実感でしました!!


もしこれから何か新しいモノやデザインを取り入れようと考えられている方がいらっしゃいましたら
是非こういった見方で取り入れられたらいかがでしょうか?