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2024.3.5

NEWS

【2024年、企業の成功には「ワークデザイン」の実現がカギ?】 人事責任者の9割以上が「ワークプレイスの最適化を重要視

はたらく人々のエンゲージメントを高めながら、企業価値をさらに向上させる『ワークデザイン』を提供する株式会社ヴィス(本社:大阪市北区、代表取締役社長:金谷 智浩)は、企業の人事責任者110名を対象に、ワークプレイスに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリー

▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://vis-produce.com/download/research_hr/


■調査概要
調査概要:ワークプレイスに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年2月2日〜同年2月5日
有効回答:企業の人事責任者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。


■人事責任者として「企業の成長」のために重要視することは、「従業員のモチベーション把握」が81.8%で最多

 「Q1.あなたが人事責任者として、「企業の成長」のために重要だと考えていることを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「従業員のモチベーション把握」が81.8%、「人材採用の強化・改善」が76.4%、「人材配置・移動の最適化」が68.2%という回答となりました。

・従業員のモチベーション把握:81.8%
・人材採用の強化・改善:76.4%
・人材配置・移動の最適化:68.2%
・人事評価の正当性の担保:62.7%
・企業理念の浸透:54.5%
・マネジメント人材の育成:52.7%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%


■91.8%が、従業員の働きやすい環境を整える「ワークプレイスの最適化」を重要視

 「Q2.あなたは人事観点で、従業員の働きやすい環境を整える「ワークプレイスの最適化」を重要視していますか。」(n=110)と質問したところ、「とても重要視している」が57.3%、「やや重要視している」が34.5%という回答となりました。

・とても重要視している:57.3%
・やや重要視している:34.5%
・あまり重要視していない:5.5%
・全く重要視していない:1.8%
・わからない/答えられない:0.9%


■ワークプレイスの最適化が重要な理由、約8割が、「従業員の生産性向上・モチベーション向上につながるから」と回答

 Q2で「とても重要視している」「やや重要視している」と回答した方に、「Q3.人事観点で「ワークプレイスの最適化」が重要だと考える理由を教えてください。(複数回答)」(n=101)と質問したところ、「従業員の生産性向上につながるから」が77.2%、「従業員のモチベーション向上につながるから」が76.2%、「快適なオフィスは良い人材採用につながるから」が59.4%という回答となりました。

・従業員の生産性向上につながるから:77.2%
・従業員のモチベーション向上につながるから:76.2%
・快適なオフィスは良い人材採用につながるから:59.4%
・チーム間のコミュニケーションが活性化するから:55.4%
・会社のブランディングにつながるから:54.5%
・従業員の健康とウェルビーイングにつながるから:40.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%


■「QOLの向上に繋がる」や「働く人のストレスが軽減されるから」などの理由も

 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、人事観点で「ワークプレイスの最適化」が重要だと考える理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=101)と質問したところ、「QOLの向上に繋がる」や「働く人のストレスが軽減されるから」など53の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>

・64歳:会社のイメージアップ。
・61歳:働く人のストレスが軽減されるから。
・38歳:働きやすい環境が何より大事だから。
・38歳:QOLの向上に繋がる。


■約7割が、ワークプレイス構築・運用に「責任者」として関与

 「Q5.あなたは現在、人事責任者としてどのように自社のワークプレイス構築・運用に関わっていますか。」(n=110)と質問したところ、「ワークプレイス構築・運用に責任者として関わっている」が69.2%、「担当者としてワークプレイス構築・運用に一部関わっている」が21.8%という回答となりました。

・ワークプレイス構築・運用に責任者として関わっている:69.2%
・担当者としてワークプレイス構築・運用に一部関わっている:21.8%
・ワークプレイス構築・運用に一切携わっていない:8.2%
・わからない/答えられない:0.9%


■ワークプレイスに関する悩み、第1位「スペースの活用にムラがあり非効率な配置になっている」

 「Q6.あなたのお勤め先での、ワークプレイスに関するお悩みを教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「スペースの活用にムラがあり非効率な配置になっている」が41.8%、「個別ブースが少なく、周囲の会話や雑音が仕事の妨げになる」が40.0%、「会議室や来客スペースが不足している」が36.4%という回答となりました。

・スペースの活用にムラがあり非効率な配置になっている:41.8%
・個別ブースが少なく、周囲の会話や雑音が仕事の妨げになる:40.0%
・会議室や来客スペースが不足している:36.4%
・ワークプレイス内でのコミュニケーションが取りづらい:35.5%
・ワークプレイスに自社の文化を反映できていない:34.5%
・ワークプレイス内で一息つく場所がなくリラックスできない:30.0%
・色合いや家具が仕事向きではない:23.6%
・採用観点で、ワークプレイスの求職者への訴求が弱い:19.1%
・その他:0.0%
・特にない:12.7%
・わからない/答えられない:1.8%


■90.9%から、人事責任者として「ワークデザインに取り組みたい」の声

 「Q7.人事責任者として、はたらく人々のエンゲージメントを高めながら、企業価値をさらに向上させる環境をデザインすることのできる、「ワークデザイン」に取り組んでみたいと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が58.2%、「ややそう思う」が32.7%という回答となりました。

・非常にそう思う:58.2%
・ややそう思う:32.7%
・あまりそう思わない:5.5%
・全くそう思わない:0.9%
・わからない/答えられない:2.7%


■ワークデザインに取り組みたい理由、71.0%が「従業員の満足度が高まると思うから」と回答

 Q7で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q8.あなたが、人事責任者として「ワークデザイン」に取り組んでみたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=100)と質問したところ、「従業員の満足度が高まると思うから」が71.0%、「従業員のエンゲージメント向上につながると思うから」が58.0%、「これまでに取り入れたことの無かった斬新な考え方・手法だと思うから」が43.0%という回答となりました。

・従業員の満足度が高まると思うから:71.0%
・従業員のエンゲージメント向上につながると思うから:58.0%
・これまでに取り入れたことの無かった斬新な考え方・手法だと思うから:43.0%
・データを用いた分析により、適切なコンセプトがあるワークプレイスを実現できそうだから:41.0%
・社員の働きやすさを定期的に把握できそうだと思うから:38.0%
・データを用いた分析で、より生産性の高い仕事場を作ることができそうだから:35.0%
・移転せずとも、現在のオフィスを最大限活用できそうだから:35.0%
・ワークプレイス構築後も定期的な調査を通して課題を把握できそうだから:31.0%
・その他:0.0%
・特にない:1.0%
・わからない/答えられない:0.0%


■「働く人の創造性が高まると思うから」や「生産性向上」などの理由も

 Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、あなたが、人事責任者として「ワークデザイン」に取り組んでみたい理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=100)と質問したところ、「働く人の創造性が高まると思うから」や「生産性向上」など51の回答を得ることができました。


<自由回答・一部抜粋>

・61歳:働く人の創造性が高まると思うから。
・63歳:生産性向上。
・42歳:モチベーション。
・38歳:離職率。
・52歳:働き方改革。
・63歳:オシャレな空間やデザインの統一性など

■まとめ

 今回は、企業の人事責任者110名を対象に、ワークプレイスに関する意識調査を実施しました。

 まず、人事責任者の81.8%が、企業の成長のために「従業員のモチベーション把握」が重要だと考えていることが分かりました。

 また、91.8%が「ワークプレイスの最適化」を重要視しており、その理由として、約8割が「従業員の生産性向上につながるから」「従業員のモチベーション向上につながるから」と回答しています。

 一方で、約7割が、ワークプレイス構築・運用に「責任者」として関与していますが、ワークプレイスに関して、「スペースの活用にムラがあり非効率な配置になっている」(41.8%)、「個別ブースが少なく、周囲の会話や雑音が仕事の妨げになる」(40.0%)などの悩みを抱えているようです。

 さらに、90.9%が「ワークデザインに取り組みたい」と考えており、その理由について、71.0%が「従業員の満足度が高まると思うから」と回答しました。

 今回の調査では、人事責任者が「ワークプレイスの最適化」を重要視する一方で、その構築・運用に課題を抱えている実態が明らかになりました。

 企業成長の鍵を握る従業員の生産性と満足度を高めるためには、快適なワークプレイスの構築が不可欠です。

 人事戦略として、従業員一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮できる環境の整備や仕組みの構築、従業員の意識改革に取り組んでみてはいかがでしょうか。

▼本調査のレポートダウンロードはこちら
https://vis-produce.com/download/research_hr/